飲食店のダクト工事にはいくらの費用がかかる?目安や節約の方法をご紹介

飲食店のダクト工事にはいくらの費用がかかる?目安や節約の方法をご紹介

飲食店を開業する際は、調理場や客席の排気のためのダクト工事が欠かせません。
ダクトを設置する場合、工事費用の目安はいくらになるのか気になる方も多いでしょう。
今回は、飲食店のダクト工事にかかる費用の目安や、店舗内における設置基準、工事費用を抑える方法についてご紹介します。

飲食店のダクト工事にかかる費用の目安

飲食店のダクト工事にかかる費用は、給排気設備の種類によって大きく異なります。
フードダクト工事、換気扇の工事、屋上排気工事などさまざまな種類があり、一般的な費用は3万円程度です。
ただし、設備の種類やこだわりによっては300万円かかる場合もあり、とくに屋上排気工事をおこなう場合は最低でも100万円はかかります。
工事費用が高くなるケースは、ダクトの排気口が高くなるケースでもあり、建物が1階層上がるごとに20万円の追加費用が必要です。
ダクトを屋上まで上げる必要がなく、壁出しでの排気が可能な物件であれば、工事費用がかかりすぎない可能性があります。

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飲食店のダクト工事における設置基準

地域の生活環境の保全と住民の健康保護を目的として、悪臭防止法により飲食店のダクトに関する制限が設けられています。
適切なダクトを設置しないと、建物の内外に厨房の臭気や煙が蔓延するリスクがあり、近隣住民の方とトラブルになる可能性が高いです。
また、悪臭防止法に則って都道府県ごとに定められる規制基準を守らないと、改善を勧告・命令される場合があります。
どのような物件を選ぶかによって適切なタイプのダクトは異なるため、店舗を開業したいエリアの規制情報と合わせて、物件に適したダクトの種類を調べる必要があるでしょう。
適切な排気は、従業員の働きやすさにも影響を与えるため、長い目で見てダクトを選ばなければなりません。

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飲食店のダクト工事における費用を抑えるには

基本的にダクトを上に上げるほど工事費用が高くなるため、階数が多い建物ほどダクト工事に費用がかかる傾向にあります。
そのため、工事費用を抑えるには、なるべく階層の低い物件を選ぶ必要があるでしょう。
壁に排気口をつけられる場合は費用を抑えられる可能性がありますが、どこの物件でもできるわけではありません。
前に飲食店が入っていた物件の居抜き売却を活用すれば、工事をしなくてもダクトを利用できる可能性があります。
ただし、中古のダクトの性能が落ちていないか、故障が発生していないかについては確認しておく必要があるでしょう。

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飲食店のダクト工事における費用を抑えるには

まとめ

飲食店のダクト工事にかかる費用は、ダクトの種類や建物の状態などによって大きな開きがあります。
ダクトの設置について、各都道府県では悪臭防止法に基づく規制を設けており、物件ごとに適したものを選ばなければなりません。
工事費用を抑えたい場合は居抜き売却を利用して、すでにダクトがついている物件を選ぶのがおすすめです。
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