ロードサイド店舗とは？出店のメリットや物件の選び方を解説

店舗の出店を検討する際に、どこに展開するのかはとても重要です。
ロードサイドに店舗出店を考えている方もいるでしょう。
しかし、しっかりとメリット・デメリットを把握し見極める必要があります。
ここでは、ロードサイド店舗とは、また出店するメリットや物件の選び方について解説するので参考にしてください。

ロードサイド店舗とは

ロードサイド店舗とは、大きな幹線道路など交通量の多い道路沿線にある物件を指します。
駅前や商店街などと異なり、自動車で15分くらいの距離にあり自動車での来店が多いのが特徴です。
ファミリー層を中心とし、若者から高齢者まで幅広い客層がターゲットなのも特徴といえるでしょう。
自動車移動する客層が中心なので、商圏外からの来客も見込めます。
また駅前や商店街など都市部と比較すると地価が安いので、商品売場面積が大型店舗が多く大型商品などを扱っている店舗も多くあります。
ロードサイド店舗では建坪と敷地が分けて表記されており、駐車場が広く駐車台数が多く確保されているのも特徴です。

ロードサイド店舗を出店するメリット

ロードサイド店舗は、都心部よりも離れているため比較すると坪単価が低い傾向です。
そのため、テナント取得に関する初期費用やランニングコストが節約できるメリットがあります。
また、交通量の多い幹線道路などに面しているので人目につきやすく、大型看板の設置が可能な場合も多いため、集客率が高いのもメリットの1つです。
近所の住民だけでなく遠方の顧客も獲得できる可能性があります。
しかし、ロードサイドの場合、商圏が広いので競合の確率が上がります。
たとえ競合の少ないエリアに出店したとしても集合住宅や商業施設が参入すると競合が出店する危険があるのです。
価格競争が起こってしまうと経営が行き詰まってしまう可能性があります。
ロードサイドへの出店の際にはこのようなデメリットもしっかりと把握しておかなければいけません。

ロードサイド店舗を出店する際の選び方

ロードサイドに店舗を出店する際には選び方のポイントを押さえておくと良いでしょう。
客層は自動車で来店するユーザーです。
視認性の高さや駐車場の使いやすさが来客数に直結します。
もし、建物が道路よりも奥まっているのであれば道路から見えやすい位置に看板を設置できる物件が良いでしょう。
また、駐車場への出入りのしやすさや駐車可能台数も重要ポイントです。
できれば営業時間内の自動車やバイクの交通量、通行人や自転車の通行も調べると良いでしょう。

まとめ

ロードサイド店舗とは、交通量の多い幹線道路などに面した物件を指します。
坪単価が安く、初期費用を抑えられるメリットがありますが、競合が参入してくる可能性があるので出店にはしっかりとした計画が必要です。
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