スケルトン物件と居抜き物件の違いとは？工事費用をご紹介

店舗用の物件を契約する際、スケルトン物件と居抜き物件の選択肢を選べる場合があります。
どちらも店舗用の物件ではありますが、どのような点に違いがあるのでしょうか。
今回は、スケルトン物件と居抜き物件の違いや工事にかかる費用、それぞれの物件が向いている方についてご紹介します。

スケルトン物件と居抜き物件の違い

スケルトン物件とは、前の入居者の内装や設備をすべて取り払い、建物の基礎部分のみが残された物件です。
これに対して、居抜き物件は前の入居者の設備をほとんどそのまま残した物件を指します。
スケルトン物件のメリットは、自分の好みに合わせて内装や設備を自由に決定でき、独自の店舗カラーを打ち出しやすい点です。
一方で、居抜き物件では同じ形態の事業を展開する際に、前の設備をそのまま利用できる利点があります。
スケルトン物件のデメリットは、内装工事が必要であり、開店までに時間と費用がかかることです。
一方、居抜き物件のデメリットは、前の店舗のイメージが強く残り、独自の色を出しにくくなる点です。

▼この記事も読まれています
事業用の賃貸借契約に伴う保証金とは？相場についてもご紹介！

スケルトン物件と居抜き物件の工事にかかる費用

店舗用物件を借りて飲食店を開業する際には、家賃だけでなく内装工事による費用も考慮する必要があります。
一般的に、工事費用は物件のタイプによって異なり、スケルトン物件の方が居抜き物件よりも費用が高くなる傾向があります。
スケルトン物件の場合、約30万円から50万円程度の工事費用が必要です。
これは、建物の基礎部分から内装を一から作り直す必要があるためです。
一方、居抜き物件の場合の工事費用は、平均で約15万円から30万円程度です。
ただし、居抜き物件でも大幅な内装変更をおこなう場合にはそれなりの費用が必要です。
スケルトン物件の工事費用が高いのは、すべての内装を新たに作る必要があるためです。
居抜き物件でも、内装を大幅に変更する場合には相応の費用がかかることを考慮する必要があります。

▼この記事も読まれています
貸事務所に防犯カメラを設置するメリットとは？注意点もご紹介

スケルトン物件と居抜き物件に向いている方

居抜き物件は、店舗の開業にかかる初期費用を抑えたい方に向いています。
似た業種の物件を選ぶことで、設備や内装への投資を最小限に抑えることができ、スケルトン物件よりも安価なコストで済ませることができます。
また、ほとんど工事が必要なく、入居から開業までの期間が短く済むこともメリットです。
一方、スケルトン物件は自分の理想とする店舗を実現したい方に向いています。
設備投資に余裕があり、開業までに時間をかけても構わない方に適しています。
なお、店舗用のテナント物件のなかでは、スケルトン物件の方が居抜き物件よりも多く存在している傾向にあるでしょう。

▼この記事も読まれています
オフィスレイアウトに関わる「消防法」とは？注意点もご紹介

まとめ

スケルトン物件は建物の骨組みだけが残っている物件で、自由に内装を決められるメリットがあります。
居抜き物件の場合は前の店舗の設備がそのまま残っており、初期投資を抑えられるのがメリットです。
工事費用は物件のタイプによって異なりますが、どこまで手を加えるかによっても変化します。
大津市でご希望に合ったテナント物件を探すなら株式会社UNOにお任せください。
開業のプロがサポートし、理想の店舗を見つけるお手伝いをいたします。
新しいビジネスの舞台を築くために、ぜひ株式会社UNOにおまかせください。

大津市テナント情報はテナントリノベにお任せください。